こんにちは、atm(@atm_log)です。
この記事では、私の失敗経験をもとにした次の内容を発信しています。
- 誤った資産運用の捉え方
- 将来の目標に沿った適切な資産運用
はじめに
私は主に株式投資の資産運用を続けています。
資産運用を始めたのはNISAが始まった頃あたりで、株式投資に関する本を買って勉強しました。
その後、実践あるのみと思って証券口座を開設しました。
行動するのは良いことなんだけど、安易に考えていますよね。
そんな私は、この時点ですでに失敗をしています。
それは、よくわからないまま始めたことです。
もちろん、株式投資がどういうものかは理解していました。
ただ、言えることは、
- よくわからない、誤った認識のまま手を出さず、正しく理解してから始める
これが本記事での結論部分になります。
失敗したから今があるんですけど、できればあの頃に戻りたいと思ってしまいます
誤った資産運用の捉え方

資産運用とは
資産運用とは、貯蓄と投資を含め、目標に向かってどうやってバランスよく資産形成していくかということになります。
家や車といった固定資産も、保険も、ローンなどの負債もすべて資産運用の一つと言えます。
銀行に預けている普通預金に関しても資産運用の一つの手法ですよ。
私にとっての資産運用
当時の私にとって資産運用とは、老後のためにお金を積み立てておくことだと思っていました。
どちらかというと、それは今も大きくは変わっていません。
ただ、資産運用の手法とその認識には誤りが多かったと思います。
貯金
資産運用にあたって、最初に考えたのは貯金関係。
中でも、定期預金と個人年金が頭の中にありました。
勧誘のチラシも多かったので、この2つが思いついたのでしょう。
定期預金の場合、金利が普通預金と比べて大幅に高くなるわけでもないという認識でした。
結果として、定期預金は選択肢から除外しました。
個人年金は、定年退職後のお金という一つの目的のための貯金という認識でした。
こちらは、少額でも定年退職までの長い期間でじっくりと行えばいいという考えで始めました。
手数料や複利という観点は検討することもなかったですね。
保険
その次は保険関係。
独り身ですが、念のための少額の生命保険、医療保険、傷害保険に加入していました。
こちらは不安と安心のためのものという認識でした。
給料が少ない中、よく払っていたなと今では思います。
投資
最後に投資関係。
投資には投資信託と株式投資の2種類があり、次のような認識でした。
- 投資信託:多少リスクのある定期預金
- 株式投資:リスクの高いギャンブル
投資は老後のためといったものではなく、少し先の未来に向けてお金を増やす行動の一つという考えでした。
実践しながら勉強だと思っていたので、余裕資金の範囲で始めました。
つまり、私にとっての資産運用とは、大半が貯蓄での運用であり、投資に回している割合は限りなく低かったと言えます。
投資の捉え方
当初、投資に関しては株式投資が主で、長期投資という概念がなく、短期〜中長期での売買をするものだと捉えていました。
よくイメージされる、デイトレードなどのリスクの高いものだという認識でした。
最初は勉強として10万円程度、投資信託に投資しましたが、あまり変化がなくすぐに売っていました。
投資信託でキャピタルゲインを狙っていたわけです。
それからは株式投資に切り替え、徐々に仕組みを理解し、順調にお金を増やしていました。
最終的に、100万円を投資し、2倍にして元本を引き出せば、どんな状況になってもプラスで終えられるという考えになりました。
つまり、投資は余裕資金で行う遊びであるという認識でしかなかったのです。
リスクもあったため、投資額そのものをどんどん積み上げていくことは考えていませんでした。
この考えも資産運用に対する一つの考え方ではあります。
ただ、資産形成の観点で見ると誤った捉え方であると気付きました。
将来の目標に沿った適切な資産運用

きっかけ
私の資産運用の捉え方に誤りがあると気付いたきっかけは、YouTubeを見ている時でした。
偶然家に引きこもっていたからこそ気付けたのかもしれません。
たまたま、YouTubeで資産運用にまつわる動画が目についたので観ると、貯金・保険・投資に関して、私の考え方と全く違っていました。
【貯金】
生活防衛資金として、月の生活費の数ヶ月分など、最低限備えておくべき金額で良い。
【保険】
日本において社会保障が充実しているため、ほとんどが不要。
【投資】
インデックス投資などで定期的に積み立てることで、リスクも分散しつつ複利効果により資産を大きく増やすことが可能。
動画の内容を知ってから、資産運用に対する考え方は一変しました!
貯金や保険に関してはもちろんですが、投資に関しては改めて見直す必要があると感じました。
投資に関する正しい理解
まず、投資はハイリスクであるという認識が誤りでした。
もちろん、個別株式のデイ、スイングトレードはリスクの高い売買であると言えます。
ただし、長期保有を前提に分散投資を行うことで、リスクを下げつつ利益を得る運用が可能となります。
投資は、増やし続けることで複利によるメリットがあるので、投資手法を学ぶことにより、正しく理解することができるとわかりました。
貯金と投資の割合の変化
お金を増やすということに関して言えば、貯金の場合、ほとんど増えません。
増やすことを考えれば、貯金よりも投資に回す方が可能性が高いです。
これまで個別株式の売買を続けてきた私ですが、投資信託やETFの長期運用もありだなと考えるようになりました。
今後は全体の資産運用の中で、投資比率は高くしようと考えています。
これからも売買する楽しさとしてキャピタルゲインを目的とした個別株投資も行う予定です。
でも、多くはインカムゲインを目的とした投資を中心にしようかと思っています。
まとめ

これまでの私の資産運用の捉え方は、次のとおりでした。
- できるだけ貯金を増やす
- 万が一に備えて保険に入っておく
- 投資はリスクの高いギャンブルなので遊び程度に
それが、YouTubeという動画をきっかけに、次の考えに変わりました。
- 貯金は最低限
- 保険は社会保障を踏まえて、本当に必要か見極めてから
- 投資はリスクを考慮しながらも長期で積み立てる
もちろん、これが正しいとは限りませんが、将来の目標によっては、適切な方法だと言えるのではないかと思います。
資産運用について正しく理解すると、これほど考えが変わるものですね。
一度、ご自身の資産運用について見直すと気づきがあるかもしれませんよ。
- 資産運用は目的によって変わるので、定期的に見直しを
- 投資はよくわからないまま始めない
- 失敗経験は今後に活かせるので、気づきを大切に
以上、「これまでの資産運用の考え方」でした。